鋼の教えと 闇を司る魔

日記と映画メモ

パスファインダー キングメーカーを遊び終えた話

キングメーカーに日本語版がでたので、延々と遊んでいた。
発売されたのが5/13だった記憶なので、2か月ほど。総150時間ぐらいでクリアできた。

 

公式サイトはこちら。元はsteamで販売されており、DMM版≒日本語版を入手するとsteamも日本語化されるらしい。

pathfinderkingmaker.games.dmm.com

 

このゲームは、TRPG…みんなで集まって遊ぶちょっと変わったボードゲームみたいなのを元に作られている。
自分が150時間も同じゲームを遊び続けれたのは、TRPG版が好きだったからというのもある。けれどもそれ以上にゲームとしての魅力もたっぷり詰まった作品だった。

 

ただ、だ。
このゲームを無条件に「面白いから遊んで!」と人に進めることは難しい。
いくつか理由はあるが…
 ・ ゲーム自体が非常に長い
   1回のプレイ時間も1-2時間と長めになるため、時間の余裕が必要
 ・ データが多い
   元のTRPGからして、データが山盛。ゲームに落とし込む際に必要なものに絞り込まれているが、それでもかなりの文字を見比べる必要がある
 ・ なんか操作感が悪い
   クォータビュー式のストラテジーに近い…のだけど、移動やターゲット指定でゴチャつく時がある
 ・ ゲームがダウンしやすい
   どうも落ちやすいらしい(他人事みたいに書いているのは、自分/PS4版では4-5回しか落ちなかったため)。おそらく、データ処理が重い敵や特殊能力をつかうと落ちる様子
 ・ 攻略がほぼない
   steamの掲示板でのやり取り(英語)しかなさそう。詰まった時に超困る

…ぐらい。


書き上げてみて、おいおい結構あるな…と我ながら思ってしまった。
こんなに欠点あるのに面白いの?と聞かれても、少なくとも自分には面白かった。
例えば、
 ・ 見たことがない土地の探索
   白紙の地図を眺めて、このへん行ってみようかなーとウロつく楽しさが
 ・ 見たことのない強敵との戦い
    本当に「こんな敵アリかよ⁉」と言いたくなるレベルの強敵が。日本人の感覚ではなかなか出てこない作りの敵も多く、撃破した時の爽快感が強い
 ・ 魅力的な仲間との出会い
    下記ページの最下部に、出会うことのできる仲間…コンパニオンたちが紹介されている。…クセが強いキャラぞろい、だけれども、だからこそ冒険のなかで少しずつ明かされる彼らの背景に強く惹かれる

pathfinderkingmaker.games.dmm.com


===
(以下ネタバレを含む)
ただ、ね。
自分にとっては容認しがたいこともあった。

それはコンパニオンがイベントで脱落すること。ぶっちゃけ死亡して二度と帰ってこない。
しかも条件が相当に理不尽。コンパニオンごとのイベントにおいて、ベストな選択肢を選べていないと死亡確定するようだ。
つまり、この点において選択の自由がまったくない。
とくにリンジィにおいては、帰ってこれない(本と一体化する可能性)は示唆されていた。だがそこをなんとかするのが物語だろう…と。

正直なところ、ここで放り投げるか悩んだ。悩んだけれども、それで何かが変わるわけじゃないと先に進んだ。結果、灯篭王は撃破できたが、ナイリッサは無限の戦いに囚われることになった、らしい。

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色々書いたけれども、気持ちが落ち着いたら、時間の余裕ができたらまた遊びはじめるんだろう。
その時には、自分の望む形でエンディングを迎えられるように努力したい。

 

 

…え、第2弾がでるんですか?9月に?
こちらも日本語になるといいなぁ…

wrath.owlcatgames.com

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